4月18日コラム『 茶室の体験 』/丹羽 修大徳寺 京都の大徳寺の中にある「蓑庵 さあん 」という茶室でお茶をいただく機会に恵まれました。 国の重要文化財に指定されていて普段は非公開、そして炉に火を入れることも数十年ぶりだったとのことです。(撮影はできませんので写真はありません)お茶のキャリアが浅いものが行ってしまっ...
4月16日コラム目の前で大黒柱を射止める/徳井 正樹「家族に対する愛情と慈しみを、そのまま家の形に取り入れたい」。 家の計画にあたり、これが設計者に課せられた命題です。そして建主夫妻から与えられた明快な言葉の背景には、掛け廻る3人の子供達の表情や声に包まれた豊かな家族時間が欲しい、、。これを無限に包容できる家をどう実現させる...
3月18日コラム屋上緑化/田代 敦久新築から築40数年経つ私の家は(RC構造です)元々普通のコンクリート仕上げの屋上でした。当時は断熱の仕様も今からすると大変簡素なもので薄い断熱材が屋上の天井裏に貼ってある状況で3階建ての3階(私の住まい)は、夏は太陽の影響をもろに受けて大変厳しい室内環境でした。...
3月12日コラム私の逸品さん。7/田中 ナオミ新しい自転車が来た。メチャクチャ気に入ってる。 貴方に会えて良かった!どーです。良いでしょう。 素敵な上に軽いし乗りやすさが抜群なのだ。 少々ややこしい理由があって以前の自転車を破棄する事になった。私は乗り物を含むすべての物品は「自分の表現」だと思っている。もちろん住宅(住...
2月19日コラム建築家な私。7/高野 保光住まいは身体的体験で住み手と一体に 「何故でしょう?もう何年も前から住んでいるみたいで、とっても落ち着きます。」 新しい住まいが竣工し、その空間で生活が始まったばかりのご家族に、このような感想を頂く時が、設計者としてもっとも嬉しく幸せな瞬間です。建て主ご家族が新居に身を預け...
2月13日コラム窓の役割/杉浦 充『窓の役割について考えたことありますか?』 窓は、開口部という表現にあるように、壁に穴を開けることで、光や景色をとりこみ、風を迎え入れるものであることを誰もが認識しています。 それでは、外部と内部の境界線にあたる、建物の外皮となる部分(外壁)は、「壁」か「窓」の選択によって...
1月22日コラム建築家な私。6/山本成一郎「宮崎へ」 少し前の話ですが、11月末に宮崎へ行ってきました。 28年来の私の兄貴分、Kさんから呼ばれたためです。なんでもK兄が氏子を務める神社について、今後どのように傷んだ部分を修復していけば良いか相談に乗って欲しいとの事。...
1月18日コラム建築家な私。5/庄司寛「骨太の建築を目指して」 建築家として志を持って独立し、建築設計事務所を主宰 … 以来 一貫して ”骨太の建築”を目指して自身の信ずる建築を追及してきました。 機会をいただいた本コラムではその作品例を紹介します。 ■『 今市の家 』…“新建築住宅特集”掲載...
2023年12月26日コラム私の逸品さん。6/十文字 豊『 私の本棚 』 私の本棚には小林秀雄コーナーがあります。 20代で事務所勤の薄給を叩いて手に入れた全集、その後50代で小林秀雄生誕100年に出た豪華装丁の二種類の全集です。 私の青春時に、モーツァルト・ドフトエフスキー・ランボー・ゴッホ等、極め付きの天才達を、小林秀雄の名...